故人の遺品整理や処分を行う日はいつでもいいか?

【現役査定士が教える】

 

家族を見送った経験のある人の多くは「お葬式後が本番で本当に大変。」と言います。

ここで言うお葬式後とは、故人の残した遺品の処理のことです。

いわゆる遺品整理ですね。

 

一昔前と違って残される遺品の量が多くなっていき、核家族化によって遺品整理をする人への負担が増えていること、遺品について家族(相続人)の間でトラブルが起きるなど遺品整理にはなんだかややこしいと思う人って結構いると思います。

そもそも遺品整理のやり方や遺品整理のタイミングについてわからない人も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は遺品整理も経験したわたしが故人の遺品整理とは何から始めるのか?また、遺品整理の時期はいつごろなのか?をご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

そもそも遺品整理とは?

 

残された人にとって必要なものと不必要なものが混然としているのが故人の遺品です。

まずはこの混然とした状態を解消しなければなりません。遺品整理とは仕分ける作業です。

 

  1. 動産不動産などの相続をするもの
  2. 相続に当たらない、形見分けをするもの
  3. 思い出の品として手元に残すもの
  4. 処分するもの

 

以上の遺品を家族、または親族が仕分ける作業を総称して遺品整理と呼んでいます。

しかし本来は家族・親族だけで行われてきた遺品整理も、ここ数十年で核家族化や高齢化、生涯未婚者の増加など家族の形が変わってきた現代では遺品整理をすることが難しく、業者に依頼するケースも年々増加しつつあります。

遺品整理の前に見つけておくべきもの

家族が亡くなると様々な手続きが必要です。

どうしても遺品整理は後々になってしまいます。

特に急いで行わなければならない手続きに必要である遺言書年金手帳通帳印鑑印鑑証明書証書類などは遺品整理前に持ち出しておきましょう。

 

速やかに手続きを行うためにも、本格的な遺品整理の前にこれらを故人の持ち物の中から探し出しておくことが大切です。

葬儀後から遺品整理までの流れ

故人の葬儀が終わってから遺品整理に取りかかるまでにやっておくことがあります。

故人の死亡後の手続きには、死後すぐにしなければならないことから5年以内に行うことまで様々ありますが、
ここでは遺品整理までに終わらせておきたい手続きをご紹介します。

速やかに行うべき手続きと手続き先

 

  1. 遺言書の検認:死亡者の最後の住所地の家庭裁判所
  2. 土地建物の名義変更:法務局
  3. 預貯金名義変更:預入金融機関(残高証明書発行依頼)
  4. 株式名義変更:証券会社、株式発行法人
  5. 電話名義変更:NTT東日本またはNTT西日本
  6. 携帯電話プロバイダー:各社
  7. 公共料金名義変更:電力会社、水道局、ガス会社
  8. 免許証:最寄りの警察署または運転免許センター
  9. パスポート:都道府県の申請窓口
  10. 各種クレジット会社:各会社

 

 

また上記以外にも10日以内に年金受給の停止を社会保険事務所へ、また、14日以内に介護保険資格喪失届を市区町村の福祉課へ、世帯主変更届を新しい世帯主が居住する市区町村役所へ届けましょう。

手続き後の流れ

上記の手続き終了後には香典返し、四十九日法要などが行われ、ようやく気持ち的にも時間的にも遺品整理に取りかかる準備ができる頃です。

仏教式の多い日本では葬儀後も一定の周期で故人を偲び追悼することが普通です。

四十九日の法要が終わるまでは故人はまだ現世におり、四十九日を境に天国へ旅立つ(喪明け)という考えから、遺品整理も故人が天国へ旅立ってから始めたいという人も多いそうです。

ただし宗教の違いや、同じ仏教式でも宗派や地域によって違いもあるので必ずしも遺品整理は四十九日明けという決まりではありません

スポンサーリンク

故人の遺品整理の時期

 

遺品整理の概要と葬儀後から遺品整理までの流れを見てきました。

ここからは本題です。故人の遺品整理の時期について解説していきたいと思います。

故人の遺品整理に明確な時期はないんです

遺品整理を始める時期に明確な決まりはありません。

早く遺品整理を始める人もいれば、なんとなく後回しになってしまうこともあります。
 

しかしながら故人が暮らしていた住居の形態によっては、急いで遺品整理をしなければならないケースもあります。

 

故人の遺品整理の時期 – 賃貸の場合

故人が賃貸住宅に暮らしていた場合は故人の賃貸契約期間やオーナー・大家からの要望により遺品整理を行う時期が決まります

 

賃貸住宅で遺品整理がよく行われる時期は以下の3つです。

 

  1. 賃貸契約の期間内の月末か翌月末
  2. 四十九日が終わった月の月末
  3. 葬儀終了後すぐに

 

新たな家賃が発生することや、次の部屋の借主のためにも故人の遺品整理の時期は持ち家に比べて早めに行われることが多いです。

故人の遺品整理の時期 – 持ち家で同居人がいる場合

持ち家での遺品整理の時期は以下のタイミングで行う人が多いようです。

 

  1. 四十九日などの法要で家族親族が集まった時
  2. 各種手続きの終了後に
  3. 気持ちの整理がついてから

 

とは言っても、最近まで一緒に暮らしていた人の遺品を整理することに抵抗感を感じる人も少なくありません。

自分が生きている限りは故人の遺品もそのままにしておきたい」と思う人もいます。

気持ちはよくわかるものの、同居人が年を取るほどに遺品整理をする体力や気力は低下しますし、遺品も古くなります。

いざ、遺品整理をしようと思い立っても体力的に厳しくなることもありますので、大事な品だけを残してあとは早めに遺品整理をしておきましょう。

 

最近はデジタルで残している人もいます。

無理強いしたことで夫婦間や家族間に亀裂が起きないようにタイミングを見ながら遺品整理の提案を行いましょう

故人の遺品整理の時期 – 持ち家で空き家になる場合

故人が一人暮らしをしていた場合、家をどうするのか?は大きな問題です。

家族が新たな住人になる場合はいいのですが、遺品整理をしないままに空き家状態が続くのはトラブルの原因です。

そのためにも遺品整理の時期は早めがいいとされています。

人が住まない家というのは想像以上に痛みます。また人が住んでいなくても固定資産税などは毎年発生します。

遺品整理をした上で家の保全に努めるか、遺品整理後に売却するのか、を決める必要があります。(最近では貴重品以外の遺品が残ったままの家を取引する不動産業者もあります=現況買取と言います)

故人の遺品整理を業者に依頼する

 

基本的に遺品整理は故人の家族・親族で行うものとされていますが、家族が遠方に住んでいる、高齢である、時間がない、などの理由で業者に依頼する人が年々増加する傾向にあります

遺品整理を扱っている業者には、便利屋、回収業者、リサイクル業者、遺品整理業者などがあります。

自分たちで遺品整理をした上で出た不用品の回収・処分だけを依頼する場合は回収業者に、遺品整理から処分までを依頼する場合は遺品整理業者に見積もりを出してもらいましょう。

遺品整理業者に依頼する際の注意点

全国に遺品整理業者は9,000社あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。

 

遺品整理を業者に依頼する場合には、下記の点に注意して選ぶようにしましょう。

 

  • ホームページにスタッフや代表の顔写真が出ているか
  • ホームページがしっかり作られているか
  • 電話対応やお見積もりの際の対応が良いか
  • お見積書を紙、もしくはPDFで提出してくれるか

 

また、出来る限り相見積もりを取って、業者を比較検討してから決めるようにしましょう。

以下記事を参照してください。

 

遺品整理業者を安く済ませたいなら→迷ったら遺品整理業者の料金相場と安く済ませる8つのポイントを紹介します。

売れるものが知りたいあなたは→遺品整理で売れるものと売れないものの違いは?

自宅に使ってないブランド品があるなら→ブランド買取業者おすすめ業者3社を紹介します

 

遺品整理業者に依頼した時の料金相場

遺品整理業者の料金は俗に「定価はないが相場はある」とされており、故人の遺品の量、遺品を仕分ける作業費、遺品の処分費用、運搬費などにより差があります。

同じ間取りでも残された遺品の量が多いほど料金もかかります。また部屋数が増えるほど料金も高くなります。

利用者が遺品整理にかかる料金の相場を知っておくことは後のトラブルを避けるためにも有効とされています。

部屋の大きさ費用
1K・1R35,000円~130,000円
1DK35,000円~150,000円
1LDK・2DK60,000円~280,000円
2LDK・3DK90,000円~450,000円
3LDK・4DK150,000円~700,000円
4LDK・5DK・それ以上170,000円~850,000円

 

スポンサーリンク

「故人の遺品整理の時期はいつごろ?」まとめ

 

遺品整理の時期は故人がどのような家に住んでいたかで始める時期に差があることをお伝えしました。

故人が賃貸住宅に暮らしていた場合は遺品整理を急ぐ必要があります。

故人が持ち家に住んでいた場合の遺品整理、同居人がいる時は同居人の心情や状態を加味しながらタイミングを見ましょう。

故人が亡くなることで空き家になる場合は、近隣への影響も考えると速やかな対処が求められます。

遺品整理を家族・親族間で行うか、専門の業者に依頼するのか、いずれにしても方向性だけは早めに決めて行動することが大切です

 

遺品整理業者を安く済ませたいなら→迷ったら遺品整理業者の料金相場と安く済ませる8つのポイントを紹介します。

売れるものが知りたいあなたは→遺品整理で売れるものと売れないものの違いは?

自宅に使ってないブランド品があるなら→ブランド買取業者おすすめ業者3社を紹介します

 

ブランド品でこれって本物かどうか迷ったら公式ホームページを参考にしてください

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

現役査定士が教える損しない売り方

スポンサーリンク

ABOUTこの記事をかいた人

フリーランスで査定士をやってます。(査定士歴7年)査定士だけでは老後が怖いので複業をしてます。7年で1万人以上の人と毎日会話する。会社員時代の最高月収は420万。遊びすぎてほぼ使い切ってしまい翌年の税金でやられた結果お金の大切さを学ぶ。ツイッターでメルカリ、ラクマの偽物かどうかの査定相談を0円で受付中。服大好き。 #プロフィール画像募集中