せどりの仕入れのコツは?メーカーから直接仕入れるのは意外と簡単!

インターネットを利用したサイドビジネスとして、「転売」とか「せどり」といった言葉を聞いたことがある人も多いと思います。

今では、誰でも手軽に手掛けられるお金儲けの一つとして浸透している感じですが、必ずしも誰もが成功するとは限りません。

初心者が始めて失敗しないためには、それなりの知識やノウハウを学んでおくことが必要です。

ビジネスとしての「せどり」にもいろいろなしくみがあり、その中で特に重要な「商品の仕入れ」にもいいろいろな方法があります。

そこで今回は、商品を「メーカーから仕入れる方法」について、紹介します。

 

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せどりで、「メーカーから仕入れる方法」とは?

通常のせどりの仕入れ先は、主に実際の店舗、オンラインショップ、ヤフオクやフリマですが、せどりをビジネスとして軌道にのせて、規模を拡げようとすれば、売れ筋のものを常に、ある程度まとまった量で確保しておく必要があります。

そのようなニーズに応えられる手段の一つが、商品を直接メーカーから仕入れることです。

「個人で、メーカーから仕入れるなんて、できないのでは?」という先入観をお持ちの人が多いと思います。

しかし、実際は、大企業は無理でも、中小企業のメーカーなら、個人相手でも基本的なビジネス慣習を身に付けていて、信用を持ってもらえれば、「個人事業主」として取引をしてくれるはずです。

メーカーから仕入れるメリットとは?

メーカーから仕入れることによって、安定した仕入れができ、それによって安定した販売ができ、結果的にせどりの利益率も安定して、ひいては社会的信用を獲得することができます。

 

メリット①~せどりの利益が増大する。

通常の物流(新品の場合)であれば、メーカー(→一次問屋→二次問屋)→小売店→消費者となるので、メーカーから直接仕入れることができるようになれば、間で生じる価格上乗せ分がなくなり、その分仕入れ価格が安くなります。

メーカーからの仕入れ価格は、業界によって異なりますが、大体平均して小売価格(定価)の30~40%引き、商品によっては50%引きになるものもあります。

また、取引が継続してある程度信用を得られて、担当者と顔なじみにでもなれたら、仕入れ量に応じて、仕入れ価格も交渉可能になります。

そうなると、単純に価格交渉するだけで、人気商品なども安く仕入れたりすることができるので、利益をさらに伸ばすことが可能になります。

せどりの基本である「安く仕入れて、高く売る」において、新品の場合、小売店から仕入れるよりも安く仕入れられるので、それだけ利益が増えて儲かるということにつながるのです。

 

メリット②~安定した仕入れが可能になる。

メーカーと契約して、取引が始まれば、継続して仕入れができます。在庫がなくなってもすぐに仕入れをすることができるようになり、販売チャンスを逸することがなくなります。

そのため、初めに売れ筋商品を一通りリサーチしてしまえば、それ以降はずっとリピートをし続けるだけで良くなるのです。

小売店から仕入れる場合は、利益が出る商品の場合は特価商品やセール商品になっていることが多いので、次も同じ価格で仕入れられるか分からないうえ、次に在庫があるかどうかも分かりません。そのため、常にリサーチし続ける必要があります。

メーカーから安定して仕入れができるようになれば、何度もリサーチする必要がなり、今まで仕入れに費やしてきた手間ひまが大幅に縮小され、効率よくせどりを行えるようになります。

 

メーカーから仕入れる際の注意点とは?

企業を相手にするわけですから、基本的なビジネスの商慣習ぐらいはマスターしておきたいものです。

会社勤めの経験がある社会人なら言うまでもないことですが、メール、電話での言葉使いなど相手に不快感を与えず、信頼感を与えられるような最低限のマナーを忘れないよう、くれぐれも気を付けましょう。

そのうえで、メーカー仕入れを始める前に、注意点を理解しておきましょう。

 

注意点①~仕入先のメーカーを開拓するのに時間がかかる。

仕入れ取引を希望するメーカーが見つかっても、相手が承諾してくれなければ何も始まりません。

運が良ければ、すぐ契約にこぎつけられることがあるかも知れませんが、最初のうちは、ある程度時間がかかることを覚悟しておきましょう。

 

注意点②~まとまった額の仕入れ資金が必要になる。

小売店や個人からの仕入れと違い、メーカーから仕入れる場合はほとんどがロット単位での発注となり、最低でも一度に数十~百個ぐらいの単位になります。

従って、仕入れる量が多くなるので、1回の仕入れにはかなりまとまった額の現金を準備しておかなければなりません。それなりの資金が必要になるのです。

特に、どこのメーカーでも、取引開始時は、「先払いの現金振り込み・商品後渡し」が多いはずです。

そして、2回目からは、「月末締めの翌月末払い」で仕入れ代金の決済をしてくれるようになるので、その1ヵ月の間に、仕入れた商品を売りつくして代金を回収するように努めましょう。

 

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今、なぜ「メーカー仕入れ」なのか?

近年、せどりの最大の販売先であるAmazonでは、せどり対策として、新品出品のガイドラインが非常に厳しくなってきています。

その要点を簡単に紹介すると、

新品として出品するためには、「出品許可申請」を求めるメーカーが増えつつある。

.個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品は、新品として出品できない。

・.メーカーが提供する保証がある場合、保証期間その他の条件において、メーカーの正規販売店と同等のメーカー保証を購入者が受けられない商品は、新品として出品できない。

.Amazon.co.jp上(Amazonマーケットプレイスを含む。)で仕入れられた商品は、新品として出品できない。

 

つまり、従来のように、ヤフオクやメルカリなどで個人が出品している未開封の新品を仕入れても、Amazonでは「新品のコンディション」で販売できなくなったのです。

小売店やオンラインショップで売られている激安商品の中には、新品のように販売されていても、実は展示品だったりして多少の傷があったりする場合もあります。

 

また、Amazonで新品を出品する場合はメーカーの保証が必要ですが、このメーカー保証というのは、基本的には小売店(含オンラインショップ)で購入した日からがメーカーの保証開始日になります。

ですから、それらの商品をAmazonで販売した際には、実際にはメーカーの保証開始日から何日か進んでしまっています。

そのため、Amazonで売れた時点では、すでにメーカーの保証期間が終了していた、という極端なケースも起こり得るのです。

中には、お客に対してAmazonから購入してもらった日を保証開始日のようにしている「せどらー」がいますが、厳密に言うと規約違反です。

その点、メーカーから仕入れることができれば、きちんとした保証書も付いていますし、展示品などということもありません。

 

要するに、「新品のせどり」においては、今後極めてやりにくい状況になってきていると言わざるを得ません。

そこで、今後の対策としては、次の3点が考えられます。、

・「新品のせどり」から撤退し、「中古品のせどり」にシフトする。

・「新品のせどり」については、販売先をAmazon以外に求める。

・「新品のせどり」については、仕入れ先をメーカー(または卸業者)に変更する。

これからも新品せどりを継続して、お小遣い以上の稼ぎを得ようと考えれば、もはや「メーカーからの仕入れ」を始めざるを得ない状況なのです。

 

今後は、メーカーからの仕入れが主流になる!?

いずれにしても、今後の「せどりビジネス」の方向を考える際に、商品を「メーカーから仕入れる方法」をマスターすることは、せどりで生き残るために、いやさらに事業を拡大・発展させるためには、避けて通れない不可欠な手段なのです。

Amazonの出品規制は、年々強化され、今までのせどりのやり方で上手くいっているせどらーでも、ある日突然、販売商品に関する請求書の提出依頼やAmazonアカウントの停止や閉鎖などに追い込まれることは、日常茶飯事のように頻発しています。

そうした中で、メーカーと取り引きしていれば、万が一Amazonから何か言われても、請求書や領収書などの書類をすぐに提出することができるので、安心してAmazonで販売することができます。

目先の利益も大事ですが、せどりをビジネスや経営として考えているのであれば、長期的に安全に稼げる仕組みを構築することが求められるのです。

 

せどり中・上級者への道へ

もちろん、メーカーから仕入れる場合は、メーカーと商談をしたうえで、うまく契約成立までこぎつけられたとして、それからいろいろな手続きを済ませてからやっと実行できるので、誰でも簡単にすぐに始められるというわけにはいきません。

初めのうちは、多少の「時間と手間ひまがかかる」ことは知っておく必要があります。

そのため、せどり入門者がいきなり「メーカーからの仕入れ」を行うのは、なかなかハードルが高いように思われるので、最初は小売店や個人からの仕入れで一般的なせどりの経験を積んでからでも遅くはないでしょう。

 

せどりに慣れてきて、もっと大きな売上・収益を目指していきたいのであれば、メーカーからの仕入れを検討するのが良いと思われます。

小売店からの仕入れと比べると、多少ハードルが高くなりますが、ハードルが高い分、同業ライバルもまだ少なく、利益を稼ぎやすいのです。

ぜひ、時期を見て「メーカーからの仕入れ」にチャレンジして、せどり中・上級者へと進んでみてはいかがでしょう。

 

メーカーから仕入れるには?

では、実際に、メーカーから仕入れるには、どのようにしたらよいのでしょうか?その手順を説明していきます。

1.メーカーから仕入れるための準備をする。

個人事業主として、ビジネスのうえで名刺は必須です。できればホームページも開設しておいた方が良いでしょう。

そして、Amazonで売れ筋の商品をリサーチして、その販売元・メーカーを調べます。

 

2.メーカーにアプローチする。

ただ、お目当てのメーカーにアプローチしようとしても・・・、

その相手が大手メーカーだと、残念ながらほとんど相手にしてもらえないでしょう。悲しいかな、大企業からは、個人事業主や個人ベンチャーの類は、ほとんど信用してもらえないのが日本のビジネス界の常識なのです。

そこで、狙い目は中小メーカーです。Amazonで売れている商品を製造している中小メーカーはたくさんあります。

中小メーカーに取り引きの相談を積極的に持ち掛けて、熱意と誠意をアピールすることで、仕入れ契約を成し遂げることをおススメします。

 

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メーカーへのアプローチ方法とは?

メーカーにアプローチするには、主として、電話やメールでアプローチするのと、展示会でアプローチする2つの方法があります。

電話やメールでメーカーにアプローチする方法

メーカーのホームページで会社概要や製造品目などを確認してから、電話かメールで問い合わせます。

最近の人は、いきなり電話をするのが苦手だという傾向が強いようなので、そういう場合はまずはメールでアプローチしてみましょう。

メールの場合でも、事前に問い合わせ内容のひな形を作成しておくと、送信作業が効率良くできます。

直接電話する場合にも、事前に話したいことや質問したいことをあらかじめメモして、肝心な内容を話し忘れないようにすると良いでしょう。

その内容としては、以下の点が挙げられます。

・自己紹介

まず、個人事業主として、どのような事業を行っていて、今後どういう事業を進めていきたいのか、商品の販売先や仕入れ金額・個数、発注の頻度、現状での月間売上金額などを正直に説明しましょう。

・なぜ、貴社の商品に興味を持ったのか、なぜ仕入れをしたいのか

その商品に魅かれて、ぜひとも取り扱いたいという熱意をアピールしましょう。

 

・仕入れた商品を、どこで販売するのか

小売なのか、卸売なのか、国内で販売するのか、国外に販売するのか、販売ルートはどこなのか、Amazonで販売してもOKかどうか、包み隠さず説明しましょう。

 

・支払い条件について確認する

最後に、これが最も肝心な点ですが、商品の仕入れ価格はいくらか、代金の支払い方法などについて尋ねます。

 

以上の項目について、もれなく伝えられて、アプローチが無事済んだら、後はメーカーからの返事待ちです。

電話の場合は、やりとりの雰囲気で、見込みがありそうかどうかがある程度分かると思いますが、その場で即決OKまたはNGということはまずありません。とりえず「検討してみます」という決まり文句で、その場を終えるのが一般的です。

メールでの依頼の場合は、後日メールで返信してくれる場合もあれば、営業担当者から電話をもらって、メール内容の補足・確認をすることもあります。

 

その後、メーカー側で審査をして、その結果、仕入れがOKかどうか、営業担当者から連絡が入ります。

もし、1回や2回失敗してもめげずに、成功するまで多くのメーカーにアタックしていくのが成功への鍵です。

しっかり準備をして挑めば、成功率も上がっていくと思われます。

 


展示会に足を運んでアプローチする方法

一般の人々にはあまりなじみがないかも知れませんが、展示会とは、メーカーや問屋が取引先の企業やお客さんに自社の商品を知ってもらうために商品の紹介や販売を行うイベントです。

出展しているメーカーの中には、新規の取引先を探している企業も多くあるので、メーカーにアプローチする絶好の機会です。

展示会では、メーカーの担当者と交渉するので、服装はビジネススーツで行きましょう。また、カタログなどを入れる大きめのバッグを持っていきましょう。

初対面の相手にできるだけ好印象を持ってもらえるように、清潔な身なりで、真夏以外はスーツにネクタイは欠かせません。

 

また、会場内でメーカー担当者との名刺交換は必須です。名刺は最低100枚以上持っていきましょう。

展示会は広い会場で行われ、100以上のブースが並んでいます。ひと通り回ってみて、お目当てのメーカーや自分が販売してみたい商品を見つけたら、その担当者をつかまえて、まず名刺交換をしてから、いくつか質問してみましょう。

商品について、
・卸はしているのか(個人事業者にも売ってもらえるか)
・発注条件、支払い条件について
・商品は、Amazonで販売可能か(これが一番重要です!)

などを聞いてみると、良いと思います。


話し終わって、その場を離れたら、相手からもらった名刺の裏に、相手と話した内容や取引可能なのかなど、相手の印象を○×等でメモしておくと、後で連絡する際の参考になって便利です。

せっかく展示会まで出かけたなら、物おじせず、できるだけたくさんの企業の担当者と積極的に名刺交換するよう心掛けましょう。

交渉可能な会社に連絡する

展示会から帰宅したら、さっそくもらった名刺を整理します。

そのうえで、なるべく早めに取引してもらえる可能性がある企業に、メールか電話でお礼を兼ねて、連絡してみます。

こまめに連絡を入れることは、ビジネスにおいて相手に好印象を与える基本でもあります。

展示会に出展しているメーカーは、商品を売って欲しくてたまらないので、条件が合えば、新規の依頼でも比較的容易に契約に至ることが可能です。

 

展示会は、一年を通して全国各地で開催されています。展示会の開催予定を調べるには、「地域名 展示会」のキーワードで検索するか、JETRO(ジェトロ)のサイトでも展示会の予定が紹介されているので、参考にすると良いでしょう。

最初は、1日で10~20社ぐらいのメーカーブースを訪問して、最終的に1、2社と契約できれば良し、くらいの気軽な気持ちで臨みましょう。

メーカーからの仕入れを効率よく成功させるためには、実は展示会でアプローチするのが一番のおススメと言えるのです。

 

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せどりから物販へ

小売店や個人から仕入れる商品の場合、1点ものが多いのに対して、メーカーから仕入れる場合は、大量の品を安定して仕入れられるので、場合によってはAmazon以外の販路に展開することも可能になります。

Amazon以外の他の販路を開拓すれば、販売手数料が安くなるので、せどりから本格的な物販(通販)事業へ展開していくことも可能になります。

このレベルになってくると、副業としての個人事業ではなく、法人として本格的なビジネスとして取り組むことも視野に入れることができるようになってきます。

 

将来的に考えて、せどりが全く稼げなくなるということはないでしょうが、Amazonの規制強化などにより、小売店や個人からの仕入れだけでは徐々に稼ぎにくくなるのはは間違いないと思われます。

副業として、毎月お小遣い程度の稼ぎで良しとするならば、今まで通りの小売店や個人からの仕入れによるせどりでも問題はないかも知れません。

ただ、それ以上を目指して、大きく稼げるビジネス展開を志向するなら、せどりの枠を超えた「物販(通販)」事業まで見通すうえで、メーカーからの仕入れを視野に入れるのは、もはや不可欠と言えるでしょう。

 

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まとめ

せどりの最大の販売先であるAmazonでは、昨今せどり対策としての規制がますます厳しくなってきていて、状来の仕入れのやり方では、新品出品ができなくなっています。

そのための新たな対策として有力なのが、「メーカーから仕入れる」ことです。

その方法は、けっして難しいことではなく、せどりビジネスをより効率的に、かつ利益を増やす方法としても大きなメリットがあります。

今後の方向として、せどりビジネスを一層拡大・発展し、単なる転売から物販へと進化させていくことを視野に入れるなら、メーカーからの仕入れは、不可欠な要素になるでしょう。