買取価格はどうやって決まっているのかを査定士が解説します。

スポンサーリンク

買取価格はどうやって決まっているのか

今回は、モノの価値ってどうやって決めているのか?ということについて査定士の立場から共有したいと思います。最近は、テレビで偉い先生や鑑定士の方達が値段を決めていますが、あの値段の根拠って何なのか疑問に思った事はないですか?

 

相場がある程度決まっているものならばわかりますが、恐らくは、経験や過去の落札値段等から判断しているのでしょうが、ではその鑑定士が付けた値段で実際に店頭で販売して売れるのでしょうか?高すぎて誰も買わないと思います。

 

スポンサーリンク

実際の買取価格は?

その時提示した値段は、希望価格であって鑑定士が実際に買取する場合は、付けた値段の5割~7割が良いところです。
では、骨董品などの国宝級のお宝では無く、一般的に販売している商品が中古になった時の価値はいったい誰が決めているんでしょうか?

 

それこそが、相場、いわゆる市場です。
市場とは一般的にはオークションなどと呼ばれていて、不特定多数のセリによって値段が決められています。

 

簡単にいえば、欲しい人が沢山いれば値段がどんどん上がっていきますし、欲しい人がいない商品には1円の値さえ付きません。
要はヤフオクを業者間でやっているような感じですね。

 

購入価格と買取価格はちがう。

そこで、例えば、iPhoneなんかは、発売日当日にヤフーオークションで192,000円で落札されていました。すべてがこの値段ではなく、入手困難な色やメモリなどがあり、定価以上のプレミアが付きました。

 

このような商品は特殊ですが、「欲しい人がいれば値段が上がる」=需要がある。「欲しい人がいなければ値段は下がる」=需要がない。商品の価値はこうやって決まっていきます。

 

腕時計を例にすると、

  1. 新品価格120万で買ったロレックス・デイトナは欲しい人が沢山います。=需要がある。この場合は、中古になっても約70万~80万で買取可能です。それに対して、
  2. 新品で100万で買ったセイコー・クレドール(K18WG製)は今では欲しい人がほとんどいません=需要が無い。この場合は、中古になると、K18の純粋に貴金属の重量の値段(25万くらい)でしか取引されておりません。

 

ロレックスの場合は、100年後に同じだけの価値があるかは分かりませんが、現在において需要がある時計は中古でも高いというわけです。

 

もちろん需要が無いからクレドールの時計はダメとも限りません。時計としての評価はセイコーは世界トップレベルです。買取価格が低い=そのものの価値がない。ということではないので、そこは理解しておいてください。

 

スポンサーリンク

中古でも左右されないモノ

これはもう分かりやすいものに「金・プラチナ」です。金やプラチナなどの貴金属は相場が毎日変動していて、世界中で需要が高まると上がり、需要が収まると下がるを繰り返しています。このように、世界共通で価値が普遍でどこでも価格が同じで、どこでも換金が可能なモノが貴金属です。

 

貴=希少価値のある金属という意味ですので、値段が高いわけです。

 

よくあるのが、買った時何十万もしたのに、何でこんなに安い?という質問があります。これは、元々買った店の売値が高い、または細工に凝っていて職人工賃が値段に上乗せされていて高い場合が多いです。宝飾品の場合、定価なんてあってないようなものなので、ブランド力・宣伝力・接客力でどうにでも出来ます。

 

例えばアメリカの有名宝飾品店で100万の値札と同レベルの品質のダイヤモンドリングの場合、日本の宝石問屋で買えば、3分の1位で買えます。この残りの3分の2がブランド力・宣伝力・接客力の費用となります。買取業者はアメリカの会社のブランド価値は認めても、買取り価格にはそれほど反映は出来ません。それは中古になった時の売値が安いからです。貴金属は中古になってしまうとブランド価値なんてほとんど査定に影響されなくなります。

 

中古の場合、本質の価値(ダイヤモンドならば4Cのランク・金・プラチナならば重量)しか反映されないので、購入するなら、リサイクル品のダイヤモンドリングなどはお買い得です。とは言っても、リサイクル品のダイヤモンドリングをプレゼントとする人はほとんどいませんから、ブランド力全開の会社の存在意義は有るわけです。

 

自分のお金で自分自身のために買うの場合なら、リサイクル品は超おススメです。

 

スポンサーリンク

高く売れそうなものと売れないもの

①切手

コレクションとしての需要は現在はほとんど無し。切手は郵便物を出す手段としての需要のみ。
業者向けに切手として売るので買取価格は低い。(定価の半分〜7割り程度)

②中国切手

こちらはコレクションとしての需要があり、プレミアがつく場合もあります。特に赤猿と呼ばれる切手は、ものによっては数十万円の値段が付くことがあります。

③テレフォンカード

コレクションとしての需要はほとんど無いです。取扱店舗が減ってることから買取不可になりそうです。

④商品券

買取価格も全ての商品の中で最高ランクです。換金率が高いので持ってて損はないです。

⑤金・プラチナ(貴金属)

投資としての需要が世界的に多い。買取価格も上昇傾向にはなっています。

⑥時計

ロレックス・オメガ等人気メーカーの時計は需要多い。買取価格も上昇中。

⑦ブランド品

ルイヴィトン・シャネル等人気ブランドは需要多い。買取価格も高値で安定していますが、それ以外のブランドは値段が恐ろしくつかない。

⑧古銭・メダル

コレクションとしての需要が減少中。切手ほどではないが今後も下降気味とされています。

⑨刀剣

コレクションとしての需要は昔より減少中です。一部マニアがいるが以前のような高値にはなりません。

 

スポンサーリンク

スポンサーリンク

以上を踏まえて高値になりやすいのは?

重要と供給のバランスがすべてです。ですので、特に中国で流行するもの、したものが買取価格に影響します。人口の多さがポイントですね。